コトコト練り梅
2011.08.17 Wednesday
実家で採れた梅で作った梅干しで、甘じょっぱい練り梅を作りました。






梅干しを水につけて塩抜き。
約半日ほどで少し塩けが弱まります。

これを漉して。。

土鍋かほうろう鍋など、酸の影響をうけにくいお鍋に入れて、
お砂糖を入れてヘラで練り練りしながら、
コトコトと煮ます。
最後にツヤだしのみりんを加えて出来上がり!

色がとってもキレイな練り梅の完成でーす!
梅干しのしょっぱ味を少し抜いて甘くしたお味。
分かりやすく言うと、昔ながらのアメちゃん「小梅ちゃん」の味。
ペロペロ舐めたくなっちゃうくらい美味しいです^^
先週、私の実家に5歳と6歳の姉弟がお泊まりに来ていました。
私の母がお手伝いしている児童ホームで暮らす姉弟です。
お母さんは刑務所に入っていて、
離婚したらしいお父さんはどこかへ行ってしまったそうです。
お母さん方のおばあさんという人も、子育ては拒否してしまったらしく、
2人はおそらくすごく小さい時は乳児院で暮らし、
2歳くらいから児童ホームで暮らしているそうです。
本人たちはお母さんは死んじゃったと言っているそうです。
びっくりしたのですが、児童ホームで暮らす子供たちの多くは、
ちゃんと親がいるそうです。
いろいろ複雑な理由で児童ホームに預けられているとか。
夏休みのこの時期、他の子達が自分の家に一時的に帰ったりするところ、
この姉弟は帰るところが無いので、
私の母が自宅に呼んでお泊まりに来ていました。
子どもはみんな赤ちゃんが大好きだからと、
私もちび姫を連れて実家へ遊びに行きました。
大勢の子供達で集団生活をしているから、
普通の家庭で育った子に比べてしつけやいろいろ問題はあるけど、
ちび姫をとてもかわいがって遊んでくれました。
トイレに行く時、怖くてドアを開けたままじゃないと用をたせなかったり、
憎めない本当にかわいい子達でした。
お姉ちゃんの方はこの練り梅が大好き!
(弟は梅干しがあんまり得意ではないようでしたが。苦笑)
児童ホームの他の子達も梅干しが大好きなので、
みんなに食べさせたくて、母が練り梅・第2弾をコトコト作っていました。

ちび姫のほっぺを触ってかわいがってくれた6歳のおねえちゃん。
クリクリ天然パーマがすごくかわいかった^^
またいつでも遊びにおいで〜!
zazie ai のホームページはこちら→☆
この練り梅はこの子達にとって優しい大人の味として夏休みの思い出になった事でしょう!この梅食べてみたいなぁ(^O^)/
この辺りって平和な幸せな人が多いのかと思っていたから、本人達の無邪気な笑顔を見ていると本当に胸が痛みました。
せめていい思いでになってくれるといいな!
ひどいなぁと思う親の子でも、優しい性格の子とかしっかり者だったり甘えん坊だったり、みんなとってもかわいいって。
子どもはみんな親が大好きなのに。
むしろ、親が完全に手離してくれたら養子とかにもなれるのにって言ってたよ。